La Curiosidad

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ザハ・ハディドと新国立競技場

ザハ・ハディド|東京オペラシティアートギャラリー

初台オペラシティで開催されている

ザハ・ハディド展に行きました。

最近だと国立競技場のデザインコンペで勝ったことが有名かと思います。

なかなか奇抜なデザインで、私なんかは良さを理解できないのですが、国立競技場の周辺も含めた模型を見ると、結構異様な感じはします。
周囲は既存の法則性のある建築なのですが、新国立競技場のみ、法則性のない曲線を多用した建築物です。

それに対して、素晴らしいなと思ったものもありました。
岩壁に溶け込んだ建築デザインが特集されている展示コーナーがあったのですが、地形に溶け込んだ、調和したデザインには多くの可能性を感じます。

 

アートがいまいち理解できないので、

国立競技場の新旧比較

のみ無駄にメモってきました。

・収容人数は5万5千人から8万人へ
・競技場内のトイレは大幅に増えます
・VIP席も増えます
・飲食店、売店が増えます
・競技場場内の動線は大幅に改善
・運営管理(費用)は削減へ

機能面の改善はありがたいですね。

バグダッド生まれ・ロンドン在住のザハ・ハディド(1950-)は、現代の建築界を牽引する巨匠であり、世界を席巻する建築家です。1980年に自身の事務所を設立、83年には〈ザ・ピーク〉の国際コンペティションで勝利し、そのコンセプトとともにザハの名は一躍世界に知られることになりました。しかしこのプロジェクトをはじめ、ザハの設計は当時の施工技術や建築思考に収まらない前衛的な内容だったため、独立後10年以上にわたって実際に建てられることはなく、長らく「アンビルトの女王」(アンビルト=建設されない)の異名を与えられていました。
1993年〈ヴィトラ社消防所〉が初めての実現プロジェクトとなってからは大規模なコンペティションで次々に勝利を重ね、かつ実際に建てられるようになりました。そしてこのたび〈新国立競技場〉国際デザイン・コンクール最優秀賞選出により、日本でも実作の建設が決定しました。

日本初の大規模個展となる本展では、ザハ・ハディドのこれまでの作品と現在の仕事を紹介し、その思想を総合的にご覧いただきます。アンビルトの時代に膨大なリサーチにもとづいて描かれたドローイングから、世界各地で建てられるようになった実作の設計、スケールを横断する例であるプロダクト・デザインを含め、展示空間全体を使ったダイナミックなインスタレーションで紹介します。