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教育先進国 フィンランドの実態

週刊ダイヤモンド 2015/03/14
「北欧に学べ」より

 

北欧フィンランドは、経済協力開発機構(OECD)による生徒の学力到達度調査(PISA)で上位にランキングしている。

 

ポイントを挙げます。

 

・大学まで授業料が無料
・教師は修士号取得が義務
・年間授業は190日
・教育の大前提は、子供は未来の担い手=将来の納税者として、クンノンカンサライネン(ちゃんとした国民)に育てる
・教科書、文房具、遠隔地の家庭にはスクールタクシーまで無料
・小学3年生までは宿題もなくゆったり
・小学4年生で急にテストが増える
・高校に進学する生徒の割合は約半分
・その場合、職業訓練校に進学する
・大学に進学するのは、25%
・大学入試は2週間続くこともあり、ストレスで泣き出す人もいるほど

昨今はPISAのランキングにおいては、上海や香港などのアジア勢に水をあけられている。

移民の流入など経済格差も広がる中、平等な教育のポリシーから、個性を育てる教育の考え方が進んできている。

この教育の一番良いところは、目先の利益ではなく、知識を身につけるのが面白いから勉強をしている感覚が目に見えて分かること。