La Curiosidad

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フェイク vs リアル / インターネッツ vs 眞木蔵人

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ
という本を読みました。

ワイアード等の編集長をされた方が著者で、
昨今のメディア・広告・デザイン・ブランド等、
最新のトレンドが凝縮された内容です。

読みきった感想

・よくここまでまとめたな~
・読んでおいて損はない

最初はそんな感じだったのですが、読んでいる途中に嫌な気持ちが沸いてきました。

「なんか薄っぺらくて格好悪いな」

教室の隅にいてクラスで目立たなかった人たちが、
インターネットが普及したから世の中のマジョリティとなりました。
みたいな感じ?
(そんな単純なものではないこともしっかり記述されていますが、
途中まで読んでそう感じました)

そんな時、対極にいる男、眞木蔵人がふと脳裏に。

間違いなくクラスの中心にいて、リアルを生きつづけている男です。

BLACK BOOK 蔵人独白を読んで、色々影響を受けました。

眞木蔵人は最近本を出していないのか確認すると、
2014年に発売しているじゃないですか。

すぐにオーダーです。
コラムなので読みやすく、すぐに読み終わりました。

前作 (BLACK BOOK 蔵人独白)に引き続き、
眞木蔵人さんの想い、ストレートなメッセージが伝わり、
自分の考えを改めないとな。と思うのでした。

気になったことがあります。

眞木さんが「日本をあきらめだしている」ことです。

「日本は終わっている」という著名人は多いのですが、
変わるきっかけは何か無いのでしょうか?

そういう意味では、表面的に小細工をして、少し世の中のためになり、お金を儲ける。
というのは格好悪く、自分の力だけでは、何ともならないかもしれないけど、
大きなことに立ち向かい、もがく方が理想の生き方だと思います。

コンテンツをキュレーションしてアプリ作るより、
原発無くして日本をきれいにする方がいいし、
2chやTwitterの情報を見るより、
おじいさんやおばあさん、人生の先輩方の話を聞くほうがいいと思います。

どちらが正しいとかは無いかもしれませんが、
私は真木蔵人さん寄りです。

アイ アム ベックス=スプレッド ザ ラブ