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3/11 東日本大震災から5年 データを少しまとめてみる

東日本大震災から5年です。
 
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 
東北の被害は甚大で、今でも復興は完了していない状況かと思います。
 
首都圏に住む私においては、震災発生後に記憶に残ったのは以下のようなことです。
 
  • 幹線道路を歩く大量の帰宅困難者
  • ニュースでみた津波の映像
  • 生中継でみた福島原発の建屋爆発映像
  • ガソリンスタンドに並ぶ車の行列
  • ネオンの消えた新宿の街
  • スーパーから消えた水のペットボトル
津波の映像の恐怖感、福島原発の建屋爆発の映像をテレビで見たときにわいてきた絶望感は、それまでの人生で味わったことの無いものでした。

 

東日本大震災の概要

 

2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒(日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖130km、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生した。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震である。

(wikipedia)
 

東日本大震災による犠牲者数

 
東日本大震災から4年になるのを前に、警察庁は6日、2月末現在の被害状況を発表した。死者は12都道県で1万5890人、行方不明者は6県で2589人だった。1年前と比べ、新たに遺体が見つかるなどして死者は6人増え、DNA鑑定で身元が判明するなどして行方不明者は47人減った。
 
被災3県は、死者が宮城9539人、岩手4673人、福島1611人の計1万5823人。身元がわかっていない遺体は計83体。行方不明者は宮城1253人、岩手1129人、福島203人で計2585人に上っている。
(2015年3月 朝日新聞デジタル)
 

首都圏の帰宅困難者数(内閣府推計)

 
首都圏 約515万人 
 (内訳)
東京都 約352万人
神奈川県 約67万人
千葉県 約52万人
埼玉県 約33万人
茨城県南部  約10万人
 
 

福島原発事故について

 
福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所 における対応状況について
 
3/11 14:46 東北地方太平洋沖地震発生
3/11 15:42 全交流電源喪失の判断・通報
3/12 15:36 1 号機原子炉建屋で爆発
3/14 11:01 3 号機原子炉建屋爆発
 

3/12の時系列サマリ

 
0:06
ドライウェル(以下,「D/W」)圧力が 600kPa abs を超えている可能 性があり,格納容器ベント(以下,「ベント」)を実施する可能性があ ることから,準備を進めるよう発電所長指示。
 
4:00頃 
消防車により消火系ラインから原子炉内に淡水注入開始,1,300 リッ トルを注入完了。
 
9:04 
ベントの操作を行うため運転員が現場へ出発
 
14:30 
S/C ベント弁(AO 弁)大弁を動作させるため,14:00 頃に仮設の空気圧 縮機を設置したところ,D/W 圧力が低下していることを確認し,ベン トによる「放射性物質の放出」と判断,15:18 官庁等に連絡
 
14:54
原子炉への海水注入を実施するよう発電所長指示。
 
15:36
原子炉建屋で爆発発生。
 
 
廃炉には40年以上かかるらしい。 
原発はいらない。