コロナウィウルスに関するするリスクが高い場所の特徴、感染のハイリスク環境を整理します。(2020年2月27日更新)
Photo by Micaela Parente on Unsplash
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感染経路
コロナウィルスの場合、飛沫感染と接触感染を感染経路とします。
空気感染の可能性は低いと言われています。
新型コロナウイルス感染症はどのように感染するのでしょうか?
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※主な感染場所:劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
飛沫感染のハイリスク環境
満員電車
多くの人、人と人との距離、感染者の咳、くしゃみという観点で、断トツのハイリスク環境と言えます。
テレビ大阪のサイトに、「満員電車の中でどのように飛沫が拡がるか」を可視化した映像がありますので、そちらをご参照ください。
結論を申し上げますと、座席に座っているほうが、ドア付近に立っているより感染リスクが1/3とのことです。
車内のエアコンの気流を原因として、ドア付近に立っている場合、顔付近に飛沫が集まる傾向があるようです。
飛沫感染、その他のハイリスク環境
いわゆる濃厚接触と想定されるシーンはハイリスクと言えそうです。
- 飲み会、パーティ
- カラオケ
- 会議
- レストラン、会食
- 学校、職場、等
極めて近い距離、対面で、割と長い時間会話しますので、多くのつばを浴びて、目・鼻・口に入る可能性が想定されます。
つづきまして、接触感染です。
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接触感染のハイリスク環境
ウィルスの生存期間
"感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。"
そもそも、モノに付いたコロナウィルスは、どれくらいの時間、生存するのでしょう?
何と最大「9日間」とのことです。
接触感染のリスクが高そうな環境
- 満員電車
- ボタン、タッチパネル等
(エレベーター、横断歩道、ガソリンスタンド、自動ドア、ウォシュレット) - スーパー、コンビ二等の小売店の商品、買い物カゴ
個人的には、横断歩道の押しボタン、自動ドア、ウォシュレット、買い物カゴあたりが盲点で、怖いと思いました。
感染を避けるためには
飛沫感染、接触感染共に、人が多い場所、人が多く訪れる場所、人との近い距離は感染のハイリスク環境なので、極力近づかないことが望ましいです。
また、言われているように、接触感染を避けるために、手洗いは有効です。
注意すべきは、上記の横断歩道、自動ドア、ウォシュレット、買い物カゴ等、あまりにも日常の行動として、無意識に行っている動作です。
決め事としては、頻繁な手洗い及び消毒の他に、『外出時には目・鼻・口を触らない』という強い意識も重要かと思います。
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