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七つの大罪とは? 八つの大罪?

七つの大罪という漫画、アニメが流行っているようですが、本記事は関係ありません。

我々自身の罪について、自己反省の記事となります。

 

Wikipediaより引用

七つの大罪(ななつのたいざい、ラテン語: Septem peccata mortalia、英: Seven deadly sins)は、キリスト教の西方教会、おもにカトリック教会における用語。ラテン語や英語での意味は「七つの死に至る罪」だが、「罪」そのものというよりは、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指すもので、日本のカトリック教会では七つの罪源(ななつのざいげん)と訳している。

 

「暴食」
「色欲」
「強欲」
「憤怒」
「怠惰」
「傲慢」
「妬み」

過去には八つあり、

(虚飾)は「傲慢」に含まれ、
(憂鬱)は「怠惰」と合わせて大罪となった。

 

どれも罪とは呼びたくない、魅力的な欲望ばかりです。この大罪の多くを忠実に犯している人は、人生を太く短く謳歌している方かもしれません。

多くの人が、この大罪を多少なりとも犯していたり、欲望があるとは思いますが、宗教的には、その欲望 = 人間の心に入り込む悪魔であり、いかに悪魔に打ち負けず、人として慎ましい生活を送るのかが大事なことなのでしょう。

ちなみに七つの大罪をモチーフにした映画といえば

「セブン se7en」が有名です。

ブラッドピット演じるミルズ刑事の奥さん(グィネスパルトロウ)は何か罪があったのか?
という疑問が生じますが、上記で言うところの、(憂鬱)の罪にあたるという解釈ができそうだという説があります。


ポイントは、ミルズの奥さんが、モーガンフリーマン演じるサマセットに、子供を産むか堕ろすかの相談をするところです。

「犯罪ばかりのこの街で子供を育てる自信がない」みたいな鬱な悩みです。

ちなみに、サマセットは(虚飾)の罪を背負っており、真犯人はサマセットだ。という説もありますが、犯人というのは言い過ぎのような気もします。

社会に不満を持ちながら、それを変えようとすることもできず、定年まで警察で働いていたことや、ミルズの奥さんから堕胎の相談を受けるも、自分も過去にそのような経験があることや、ミルズにそのことを黙っているように諭すとか。

罪と表現できるほど、これらの大罪を犯してしまうという状態は、人として問題ありそうなので、気をつけて生きたいと思います。