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新型コロナワクチン接種後の注意事項や対策

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Photo by Mufid Majnun on Unsplash

 

2021年8月16日に政府が発表した情報に基づくと、これまでに約6,000万人、国内人口の約半分の方が、一回目のワクチン接種を完了しました。

その中で65歳以上の高齢者においては、約85%が2回目の接種を完了していますが、一方で40代・50代の接種は、東京都内においても大きく進んでない現状のようです。

 

日本国内のワクチン接種状況 副反応の情報 新型コロナウイルス|NHK特設サイト

 

今後、若年層のワクチン接種が進んでいく中で、気になるのはその副反応・副作用です。高齢者と比較して、若年層の副反応の発生頻度や重度は高いとの情報もありますので、これまでの副反応に関連する状況理解、接種後の注意点や対策等を理解するために以下に情報を整理します。

 

 

一般的なワクチンの副反応

 

ファイザーワクチンとモデルナワクチンで副反応の出方は異なるようですが、それぞれのワクチンを接種している年齢が異なるので、単純な比較はできないとのことです。

 

共通して言えることは1回目も2回目も、「とう痛」があることと、2回目の接種後の方が、その他の各種症状が出やすいということですね。

 

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日本国内のワクチン接種状況 副反応の情報 新型コロナウイルス|NHK特設サイト

 

ワクチンの重篤な副反応・副作用

 

厚生労働省の公表情報

(期間:2021年2月17日〜7月25日)

 

アナフィラキシー

・ファイザー: 100万回あたり5件

・モデルナ: 100万回あたり2.2件

 

心筋炎・心膜炎

・ファイザー: 100万回あたり0.6件

・モデルナ: 100万回あたり0.8件

 

死亡例の報告

※ 現時点では因果関係があると結論づけられた事例は無し

・ファイザー: 828例

・モデルナ: 6例

 

新型コロナワクチンの副反応疑い報告について|厚生労働省

 

CDC(米国)の公表情報 (2021年8月13日)

 

アナフィラキシー

・100万人あたり2〜5人

 

心筋炎・心膜炎

・2021年8月6日時点で、30代とそれ以下のワクチン接種者のうち、1,253人の症状報告が上がった

・主にファイザーかモデルナのmRNAワクチン接種者が対象

・主に青年期の男性、若年成人が対象

 

死亡例の報告

(2020年12月14日〜2021年8月9日)

・3.51億人以上のワクチン接種に対して、6,631人 (0.0019%)の死亡例の報告が上がった

※  報告例に対する因果関係は確立されていないが、直近の報告において、J&Jワクチンと血栓症の因果関係が示されている

 

Selected Adverse Events Reported after COVID-19 Vaccination | CDC

 

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Photo by Mick Haupt on Unsplash

 

ワクチン接種後の注意事項や対策

 

厚生労働省の情報

 

Q. ワクチン接種後、生活上で注意することはありますか。

 

A. ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。できるだけ接種当日・翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。

 

ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。このような症状が出たときのために、できるだけ接種当日や翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。これらの症状は、たいてい数日以内で軽快することが分かっています。
接種部位については、清潔に保つよう心がけてください。
ワクチンを受けた当日は、激しい運動や過度の飲酒などは控えましょう。接種部位については、清潔に保つよう心がけてください。

ワクチン接種後、生活上で注意することはありますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省

 

その他の情報

 

ワクチン接種後に控えた方がよいと言われている行動や対策を一部掲載します。具体的な情報に関して、現時点で科学的根拠には基づいていません。 

 

  • 無酸素運動、激しい運動を避ける

    ダッシュ、筋トレ、テニス、ゴルフ等
    トイレの力みや入浴等も要注意との情報もあります

  • 飲酒

  • 過度の食事制限、ダイエット

  • 過労

 

主に心臓への負担が、重篤な副反応・副作用へ悪影響を及ぼしている可能性があるので、少なくとも1週間、できれば2週間は、激しい運動を避け、深酒、睡眠不足、過労等に注意する等の対策を行えるとよいのではないでしょうか。

 

中長期的なワクチンの副作用

 

日本国内では2021年の2月頃から、イスラエルにおいては2020年の12月頃からワクチンの接種が開始されました。


日本では約6か月、イスラエルにおいては約8か月の接種期間からのデータが収集できており、現時点においてはワクチン接種を中止すべきような重篤な副反応が高頻度で発生していません。

 

一方で、上記を超える期間で発生する副作用については、データが存在しないことにより明らかになっていません。(治験データは存在するとは思いますが、そもそも治験期間が極めて短いので長期的データは存在しないと考えられます)

 

これまでの経験上、ワクチン接種後、数年経過してその副作用が出現するケースは無いとのことですが、今回のワクチンが新たな作用によるものなので、その可能性を100%否定することはできません。

 

特に若い年代、子供のワクチン接種に対して、慎重な意見があることはある意味、自然と感じます。