首都高で後続車両に追突されたら、または自分が前方車両に追突するような事故を起こしてしまったら、どうすればよいのか?どのような対処、対応をすればよいのか?
地方の高速道路であれば、広い道路だと、片道3車線あり、路肩も停車するには十分なスペースがあります。
それと比べて首都高の場合は、車線は狭く、路肩なんて基本ありません。
事故に巻き込まれて、車が止まってしまったり、なんとか路肩に停車できたとしても、後続車両に突っ込まれる可能性が高く、実際そのような二次災害的な事故で亡くなる方は多いと聞きます。
双日の副社長、衝突事故で死亡 川崎の首都高湾岸線 :日本経済新聞
そんな危機的状況が発生する前に、適切な対処、対応を把握しておきたい。
と思い、調べてみました。
とりあえずネットで調べてみましたが、納得いく答えはありませんでした。
結局いくつか自分で整理してみます。
首都高での事故が起きた時の対応
- 安全な場所に停車する
- 車内に留まらない
- 安全な場所へ徒歩で避難する
- できる限り道路の安全を確保する
- 事故の連絡をする
1. 安全な場所に停車する
首都高速であれば、基本的には200〜300mに一箇所の割合で非常駐車帯があります。(トンネルや車線数で変わります)
(以下のサイトから引用)
2. 車内に留まらない
後続車両に追突されるリスクがあります。
3. 安全な場所へ徒歩で避難する
ガードレールの外側など、二次災害の影響が無い場所に避難します。
JAF|クルマ何でも質問箱:ドライブ運転テクニック|高速道路で事故や故障が発生したら
4. できる限り道路の安全を確保する
ここはポイントだと思うのですが、理想は速やかに発煙筒を焚いて後続車両に危険を知らせる、道路の安全を確保するようにしたいところです。
しかしながら桜塚やっくんのように、周りの安全のために事故死してしまうのも回避しなければならないリスクです。
できるだけ速やかに発煙筒を焚き、適切な場所に置くことや、三角停止板などをすぐに取り出して設置することなど、事前にシミュレーションしておくべきかと思います。
自分の安全、同乗者の安全、周囲の安全を短時間で考慮して、迅速に対応を行えるか?
非常に重要なポイントです。
首都高のサイトなどは、自らの安全より周辺の安全を優先するような記載が目立ちます。
5. 事故の連絡をする
一次対応を無事完了できたら、安全を確認して連絡をします。
#9910
道路緊急ダイヤル
へ連絡すると、事故の場合は警察への連絡もしてくれるようです。
緊急事態の通報・道路緊急ダイヤル|お問い合わせ|首都高ドライバーズサイト
複数の車両での事故の場合で、複数の人数で対応が出来る場合は、役割を分担して速やかに対応を進めるのが望ましいです。
加害者への罵倒は後からいくらでも出来ます。
以上のように、もし事故にあってしまったら、起こしてしまったら、特に高速道路の事故、さらに言うと首都高での事故の場合は、いかに適切な対応を速やかに行えるかどうかで、自分の命、家族・友達の命を守れるか、二次災害を防ぐことができるかが決まってきます。
また、事故の当事者にならなくとも、後続車両として、二次災害を起こすことのないように、車間距離はしっかりとるべきです。
停車している車両に突っ込んでしまい、重大な二次災害を起こした場合、間違いなく大きな過失を問われることでしょう。
上でも紹介した首都高ドライバーズサイトというのがあるのですが、もう少し詳しく情報を掲載してほしいものです。