- 幸せの半分(50%)は遺伝的に決まっている。
- 結婚してよき伴侶を得たり、新しい家を購入したり、たくさんボーナスをもらうようなことは案外小さな効果(幸せ)でしかない。
- 逆に人間関係がこじれたり、仕事で失敗したりすると、我々は不幸になると考えているが、実際そうでもない。
- 人間関係(職場、家庭、恋人)、お金(家や持ち物などの資産含め)、健康(病気、障害)などの環境要因をすべて合わせても、幸せに対する影響は全体の10%にすぎない。
- 残りの40%は、日々の行動のちよっとした習慣や行動の選択の仕方による。特に、自分から積極的に行動を起こしたかどうかが重要で、自ら意図を持って何かを行うことで、人は幸福感を得る。
今まで、自分や家族の幸せを実現するために何をすべきか?なんて重く考えていましたが、それは全体の10%にすぎず、日々の行動、自分の選択により、残りの40%の幸福を得ていたようです。
それはわりと納得感があり、日々過ごしているなかでの喜びや楽しみが、実は自分の幸福感だったというわけです。
そう考えると、生活の中でちょっとした意識をもつことで幸福感を得て、その結果全ての行動の成果が高まるという好循環が生まれる。
それだけ知ったことで、解放的な気持ちになったような気がします。
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