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N高等学校
2014年5月ごろに志倉千代丸が構想した「ニコニコ高等学校」の計画に、通信制高校の教員経験者(後に校長となる奥平博一)、学校法人のマーケティング経験者が加わり、その3名が中心となって高校設立プロジェクトが開始された。
ちょうど同時期にKADOKAWAとドワンゴが経営統合を進めていたこともあり、出版社であるKADOKAWAが持つコンテンツやIT企業であるドワンゴが持つ技術力を活用することによって、旧来の教育システム・教育方針を変える新しい形の「ネットの高校」の設立を目指す方針となった。
理事でもある実業家の川上量生は、「通信制高校は全日制高校に通えないから仕方なく選ぶもの」というイメージが社会にあると指摘した上で、積極的な選択肢となる高校を作りたいと述べている。
授業やレポート提出はインターネットを通じて行われるが、通学コースも存在している。また、課外授業として、日本各地の自治体と連携した職業体験や、学校行事として、ドワンゴが主催するリアルイベントであるニコニコ超会議、ニコニコ町会議、ニコニコ超パーティ、闘会議と連携したN高文化祭など催しを実施している。
(Wikipedia)
ネットコース
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ネットコースの特徴はその名の通り、インターネットを活用して学習します。
PCやスマホで授業を受けたり、レポートもネットから提出できます。
通学コース
以下が通学コースの5つの特徴です。
- 「自分がやりたいことを見つける」を目的としたプロジェクト型学習
- 主体的に考え行動する学びコーチング
- 担任は生徒への指導・サポートにすべての時間を注ぐ
- プロフェッショナル講師による質の高い双方向ネット授業
- 創造力を養うための豊富なカリキュラム
通学コースの校舎
2019年現在、全国に8か所のキャンパスがあります。
- 代々木キャンパス
- 御茶ノ水キャンパス
- 横浜キャンパス
- 大宮キャンパス
- 千葉キャンパス
- 名古屋キャンパス
- 心斎橋キャンパス
- 福岡キャンパス
N高校出身・在籍の有名人
N高校にはどのような方が通っているのでしょうか?
在籍する有名人を紹介します。
紀平梨花さん
フィギュアスケート、2018年グランプリファイナルで優勝した紀平梨花(きひらりか)さんは、N高校の生徒です。
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KenKen (金子賢輔さん)
RIZEのベーシスト KenKenは2016年に、N高校の第一期生として入学しました。
みちょぱ(池田美優)さん
カリスマモデルのみちょぱさんは、高校三年生のときにN高校へ編入しました。
N高校の評判
N高校は通信制高校です。校内行事、授業や試験には多くのITツールを活用します。
以下がN高校の主な特徴になります。
・入学は年4回
・学校に通うのは年に5日程度なので時間を有効に使える
・ITリテラシーが高くなる
・ドワンゴのトップエンジニアが教えるプログラミング授業がある
・課外授業等、ユニークなイベントに参加できる
偏差値の高い高校、一流大学を卒業すれば、いわゆる一流企業に入社できる時代はまだ続いています。
しかしそれはスタートラインに立っているだけで、社会に出て成功するためには、高いスキル、ユニークな才能が必要な時代となりました。
自分のスキルや才能を開花させるための手段として、高校、大学、大学院等が存在することを認識すべきです。
※会社員として成功するには、高学歴 + 高い(何らかの)スキル + 高い専門性の保有が最強かと...
そんな時代における選択肢の一つとして、N高校が対象になると思います。
ただ、少し気になるのは、高校の設立目的が何なのか?という点です。
事業会社側のトップの意向(社会貢献等)なのか?人材の抱え込みなのか?本業の収益増が目的なのか?
このあたりは、当然生徒には計り知れない領域であって、たとえ保護者であっても想像できないところだと思います。
Loohcs(ルークス)
そんな中、また新たな高校ができました。
のん(能年玲奈)さんのCMをご覧になったかたもいるかと思います。
#問題児求む
「いままでの教育、学校をひっくり返す」のキャッチコピーで、2019年4月開校します。
コンセプトは、「普遍性と先端性」で「思いやりのココロをカタチにできる力」を育てる新しい学校として開校するそうです。
Loohcsについて | Loohcs / ルークス。新しい高校。
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N高校と比較して、大きく異なるのは"学費"が高額なところではないでしょうか。
初年度なんだかんだで、150〜200万円はかかりそうなイメージです。
N高校のネットコースの学費と比較はこちらをご覧ください。