推測と推量と推定の違いを説明できますか?
推測
ある事柄や情報に基づいて,おしはかって考えること。推量。
「原因を推測する」
「推測が当たる」
~コトバンク~
「推量」って書いてあるんですけど。
推量
①おしはかること。推測。
「相手の心中を推量する」
②文法で,実現していないことや確かでないことを予想的にいう言い方。
~コトバンク~
「推測」って書いてあるんですけど。
推定
1 ある事実を手がかりにして、おしはかって決めること。
「出火の原因を推定する」
「推定人口」
2 法律で、ある事実または法律関係が明瞭でない場合に、一応一定の状態にあるものとして判断を下すこと。
3 統計調査で、ある集団の性質を調べる場合に、その集団から抽出した標本を分析することによって集団全体の性質を判断すること。
とりあえず、「推定」を片付けちゃいましょう。
どれも「おしはかる」ところは同じなのですが、推定は「おしはかって決める」と決めてしまうことが上の2つとは異なるようです。
推測と推量の違いを探してみます。
ここ に、答えが書いてあります。
[共通する意味]
相手の心中や状況を推しはかって想像すること。
[使い分け]
【1】「推察」は、特に相手の気持ちや、相手のおかれた立場を諸状況から推しはかることをいう。
【2】「推量」は、広く推しはかることをいい、「推測」は、既知の事実や現在の状況から推しはかることをいう。
【3】「推定」は、客観的事実や資料に基づいて考慮し、推しはかること。
「推察」が新たに登場しました...
「推量」と「推測」はやはりほぼ同義のようですが、上記のような違いがあるみたいです。
「広く推しはかる」というのはぶっちゃけよく分かりませんが...
以下の使い分けは分かりやすいです。
○推測が付く
×推量が付く
○人口は10万人と推測される
×人口は10万人と推量される
×推量統計学